★★ラクダ・レースに出場-連載!ラクダ・レース遠征記(9)


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第1レース、2レース共に、ハンドラーを務めて、
ラクダに乗ることがなかったのですが、ついに!



第3レースに出走することになりました!



どのラクダに誰を乗せるのか決めるのは、牧場のオーナーですが、
あらかじめ決めているのか、いないのか、「次、行くか?」
ってな感じで突然、声が掛かります。



やったー!



ラクダ・レースを巡るためにオーストラリアに来ているのだけど、
乗れる保証なんてどこにもないから、これは嬉しい!



少なくとも1回は乗れるということ。



僕が乗るラクダはカーリーというラクダでした。
今までに乗ったことがないラクダなので、少々不安。
しかも、自分自身、3年のブランクがあるし。



恐る恐る聞いてみる。「過去にラクダ・レースで走った経験は?」。
なぜなら、初レースだと落ラクダ等のハプニングがあってもおかしくないから。



帰った来た答えは、「早いよ!」。
どうやら去年もそこそこいい成績を収めているらしい。



乗ることが決まってからは緊張しまくった。
まあ、タバコの「CAMEL」を吸って、落ち着いてみる。



ヘルメットを被って、鞭(ムチ)を持ってラクダに乗り込むと、緊張感は
ますますアップしてきた!



そして、いよいよスタートラインへと向かう。
自分の乗るラクダが座って、そこからは他のラクダが座るのを待つのみ。
12頭、全てのラクダが座った瞬間にスタートするわけだ。



残り3頭くらいになってくるとドキドキ!
残り2頭になるとドキドキドキドキ!



最後の一頭になると、もうね、頭の中が真っ白状態!
「口から心臓が飛び出す」って、本当にいい例えだなー。

最後の一頭が座るぞ、座るぞ、・・・・そして、「バン!」スタート!



ラクダは勢いよく立ち上がるので、踏ん張っていないと、その時点で
振り落されるので要注意なんですよ。



立ち上がりながら走り出すのだけど、いや、早いのなんの。
でも、久しぶりに乗るからか、全くと言っていいほどリズムを合わせられない。
ラクダの脚の運びにうまく同調出来るとスムーズになるはずなんだけど、
それが出来ないものだから、激しく揺れまくる。



日頃の運動不足で筋力がなまっていることに加え、ダイエットに失敗したお陰で、
体はとても重く感じられるし、とにかく怖かった。



たかだか400mの距離が長いのなんの。
「早く行け!」という想いと、「早くゴールしてくれ」、「ゆっくり走ってくれてもいいよ」
という情けない想いが交錯しながら、なんとか、落ちずにゴールまで到着〜。



「俺ってこんなに乗るの下手だった?」と思うほど、情けない乗りっぷり・・・。
かなり、ショックでした・・・・・。へなちょこぶりにもほどがある・・・・。



それでも、なんとか予選は突破できたので、決勝のメイン・レースに出る資格は
与えられました。



下の写真は、牧場オーナー夫人が撮影してくれたもの。
僕の前にいたラクダが全く写ってないので、あたかも1着になったかのように
見えるいい写真です(笑)

★次回予告:「超レアなラクダ!を見つけました!ラクダ・ファン必見?」


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