★ラクダ・レースで乗ることですね!
今週のお題「やめたいけど、やめられないこと」
★えーっ?!- 連載!ラクダ・レース遠征記(39)
さて、僕が戻ってきたのはTara Camel Races !
関係者のキャンプ地に到着すると、友人らが声を掛けてきた。
「Happy Birthday !!」
僕がウィントンのレース・コースを離れる時には、
もうすぐ誕生日を迎えることは誰にも話していなかった。
でも、フェイスブックでつながっている友人がそれに気付いたらしい。
友人の誕生日を知らせる機能があるからね!
ちょっとビックリ!
そして、その後、もっとビックリすることが!
友人の女性ジョッキーがサプライズ・プレゼント?として、
ここのラクダ・レースで僕用に1頭のラクダを用意してくれていたんです!!
そのラクダが出走する全てのレースに俺が乗ってもいいらしい。
「マジで?!」
この女性は、オーストラリア屈指のラクダ・ジョッキーで常勝メンバー。
獲得賞金もこの10年で恐らく1番間違いないんです。
かつてはUAE(アラブ首長国連邦)からラクダ・レースに招待もされている。
そんな人物が、賞金も掛かってる大きなレースで、自分の大事なラクダを
俺のために用意してくれたとなると、
乗らないわけないでしょ!!!!!!!!!!!!!!!
この人のラクダなら十分経験を積んでいるし、安心して乗れる! しかも早いはず!
なんだか、俄然やる気が出てきました。
体調ですか? バッチリじゃないけど、何とかなるでしょ!つーか、何とかする!!
「これにサインしてくれる?」
例の、事故の際に異議申し立てをしない旨の、主催者宛て誓約書にサラサラっとサイン。
一応、参考までに聞いてみた。
「今までに何回くらいレースで走ってるの?」
「8−9回くらいは走ってるわよ」
十分でしょ! 少なくとも1〜2シーズンは走ってることになるからね。
あー良かったと、一安心している僕に、彼女はこう付け加えた。
「でも、この前のウィントンで、フェンス越えて場外に行っちゃったの。うふ!」
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?
★次回予告:「スタート!」
ラクダ雑貨専門店 Happy Camel
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