★★★ラクダ・レースの「逆走」-連載！ラクダ・レース遠征記(7)

合図が鳴るとラクダ達は、一斉に飛びあがってスタート。

砂煙を巻き上げて、一目散にゴールを目指して走って行く。

というラクダばかりだといいのですが、中には立ち上がらなかったり、
立ち上がったものの、数メートルで引き返してくるのがいたりします。

そう、ラクダ・レースでは逆走もそんなに珍しいものではありません。

２００４年に始めてラクダ・レースに出たのですが、その時は、
スタート直後に逆走し始めて、バリケードの開いたところから
コースの内側に入って行っちゃいました。
振り返ると他の２頭も連られて逆走してました・・・・・。

この日も逆走があって、下の写真は、逆走してきたラクダが
正常な方向に行くように、立ちはだかっているところ。

ここでちゃんと正しい方向に走ると言うことを教えておかないと！

一度、きちんとコースを走ると、次回はたぶん？普通に走ってくれますからね。

こう言うことが起こると、一頭だけ他のラクダよりも随分と遅れて
ゴールするのですが、観客からたくさん拍手をもらえたりします。

１レースに１頭ならまだいいのですが、多い時は２−３頭が逆走したり
立ち止まったりしてしまいますね。

一番面白いのは、コースを順調に走って行って、途中で何を思ったのか
引き返してくるラクダがいること！

やはり、ラクダ・レースは何が起こるか分かりません。

まあ、その最たるものが落ラクダでしょうね。

★次回予告：「落ラクダ！」