★★★ラクダ・レースの出走-連載！ラクダ・レース遠征記(６)

皆さんすいません。
先日の予告では「逆走」としていたのですが、その前に
出走直前の様子が抜けておりました。あれれ、ばれちゃった？

さてラクダ・レースが始まります。

まず、騎手の乗ったラクダをスタート位置まで連れて行き、
ラインのギリギリにラクダの膝が来るように座らせます。
そして、ショットガンの合図と同時に持っているロープを放し、
彼らをスタートさせるんですね。

この役目をハンドラーと言うのですが、１レース目で僕は
ハンドラーを務めました。

３年ぶり？のラクダ・レースでいきなり第一レースに
乗ると言うのはおっかないので、ちょうど良かった。ふぅ！安心♪

ラクダの出走するゲートはないものの、各ラクダがどの位置から
スタートするかは先日の抽選会で決まっているので、それに従います。

１レースに１２頭が出走するので、インコースとアウトコースでは
大きな違いがあるから当然ですよね。

ただ、興奮状態のラクダをそんなに綺麗に並べることは難しいので
多少、場所が入れ変わることはありますよ。

さらに、ラインよりも後ろにいたり隣と隙間があったりもします。

一度座らせた自分のラクダは決して立たないようにしつつ、
周りのラクダの状況にも目を配ります。

あちらのラクダが座れば、こちらのラクダが立ち上がったり、
ということが続き、残るは最後の一頭となると、いよいよって感じ。

全てのラクダが座ったと同時にショット・ガンが「バン！」と鳴り、
ラクダが出走！レースが始まります。

★次回予告：「逆走！」